・音ゲーが上手くなりたいと思ったとき、
みなさんはどんな方法を実践しますか?
上手くなりたい曲を聴き込む?
動画やサイトで譜面をよく見て覚える?
それとも、とにかく筐体などを前にして数をこなす?
いろんな方がいて、上手くなるために色々な方法を模索され、また実行されてきたのではないかと思います。
・今回の私の記事のテーマは、「リズムの分解」です
譜面研究が好きという人、特に、譜面に対して「考える」ことが好きな人にぜひ読んで欲しい。
また、音ゲーに対する興味を深めたい方にも分かりやすく読んでもらいたい。
そんな記事を目指してみたいと考えています。
このテーマは、主に腕2本を使ってプレイする音ゲー、つまり
「太鼓の達人」「DrumMania」(手だけ)etc...
で、特に使いやすいものではないかと考えています。ですが、理論的には
「GuitarFreaks」のピック(上下)、「beatmaniaIIDX」のスクラッチ(押し引き)
あたりでも使えないかな?と目論んでいたりします。
ただし今回はそれらの説明は行いませんので、各自の脳内で補完してみてください。
また、私は右利きです。また基本的には「利き手」「逆手(利き手ではない手の意)」等の用語を使うことを心がけます。
ですが、具体例を出すときに「右左右」などと記述することもあるかと思います。ご了承ください。
この記事が参考になるにしろならないにしろ、音ゲーマーのみなさんが上手くなることを私は切に願っています。
・BPM120の16分3連打
参考→● ● ●
↓参考↓
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―――――――― ←判定
まず、BPM(Beat per Minute)は、1分間に刻む4分のリズムの数を示しています。
BPM120といった場合には、4分のリズムが( 60(秒) / 120(BPM) = )0.5秒刻みという意味です。
つまり、BPM120の16分といえば( 0.5(秒) * 4/16 = )0.125秒刻みですね。
次に、16分の叩き方を考えてみましょう。
もしこれを片手で叩くとしたら、1秒間に8回のリズムで叩けばそれで良いのですが…
今回のテーマは「リズムの分解」です。
ということで、利き手始動で交互に叩いてください。(右手が利き手なら、右・左・右の順番で叩きます。)
このとき、利き手は、8分のリズムを2回刻んでいるのです。
つまり、3回叩くときに意識することは、利き手を2回、その間に逆手で1回叩くこと。
この考え方のメリットは、練習が簡単な点にもあります。曲やメトロノームを流しながら利き手で8分を刻むだけ。
音楽を聴くことは容易いと思いますし、端末上やブラウザ上で動かせるメトロノームなんてものもあるみたいです。
ちなみに、メトロノームでBPM120の8分を流すには、メトロノームの設定を240にすると流れてくれます。
これはメトロノームが4分間隔を刻むものだからなんですね。BPM120の8分=BPM240の4分です。
そうそう、本当に音ゲーの経験が短い方は、たまに逆手を利き手と交互に動かすことも忘れずに行ってくださいね。
交互に動かすことに慣れるのも重要ですが、今回はその部分に関しては練習あるのみとさせて下さい。
また今回は、BPM120の16分と少々遅めのテンポの練習方法の紹介をしました。
(太鼓の達人:おに☆3,むずかしい☆6程度,DrumMania:難易度4.50程度?で使える場面がある((かも)))
ですが、不慣れな方であれば、もっと速度を落としての練習も有用かと考えています。
身近にこれらのゲームを始めたてで頑張って練習されている方がいたら、是非アドバイスしてあげてください。
・BPM120の6連符(24分)7連打
参考→● ● ● ● ● ● ●
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別に議論がしたいわけじゃないんですけど、24分(12分/48分)って用語は市民権を得たのでしょうか?
個人的には譜面の説明がしやすいのでこれらの用語は推進派です。
さて、では同じBPMを使用して、今度は16分ではなく24分を叩いてみようと思います。
先ほどと同じように、片手で処理するのではなく両手を使って捌いてください。
余談ですが、BPM120の24分は間隔1/12秒ですので、1秒間に12回を叩く計算になります。
これを片手でなおかつ正確に連続で処理できる実力があるならば、
余裕で音ゲーのトップランカーとか狙える位置にいるんじゃないかと思います。
どんなもんかっていうと、かの有名なDAY DREAM(MAS/D)の青いアレが片手で繋がる計算です
しょうもない余談はさておいて、利き手始動の左右交互で叩いてもらいますと、
7連打ですので利き手の分担が4回になりますね。利き手のみを見たとき、間隔は24分の倍の間隔ですから12分です。
ということは、BPM120の12分が利き手で刻めればよいのです。
メトロノームの場合、BPM360に設定することで刻む音をそのまま再現してくれますが、
数字が大きすぎるために対応していないメトロノームが多いかもしれませんね。
では、さらに掘り下げて24分7連打の話をしましょう。
7連打の1打目と7打目に注目してもらうと、その間隔は24分6個分=4分 なわけです。
ってことは、4分を刻むメトロノームでこの12分を刻む練習をしたければ、
ちょうど120にセットして2回音が鳴る間に4回利き手で刻む
ことができればいいんですね。
これは当然メトロノームに限った話ではなく、曲の4分のリズムに合わせて練習することも有用です。
実例があるかどうかを知らないのが少し欠点ではありますが、
BPM120の12分を片手で叩くことは、速度的に速くも遅くもない、練習には非常によい間隔ではないかと思います。
(太鼓の達人:おに☆7,DrumMania:難易度6.50程度で使える(場面がある(かも)))
いきなり話を速めのリズムに持って行ってしまいましたが、
特に12分になると一気に精度がガタっと落ちる方、繋がらなくなる方がもしいたら、
騙されたと思って片手で6分を刻むことを練習してみてください。
必ずや成果が出ると思います。
・16分5連打と24分7連打の複合11連打
参考→● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
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最後に応用を紹介したいと思います。違う音符の間隔どうしが絡んでいるパターンです。
BPMは特に指定しませんが、譜面によっておおよそ140~170ぐらいのものが多く見られる気がします。
(太鼓の達人:おに☆9まで,DrumMania:8.50ぐらいまでで役に立つ(ことがあるかも))
このパターンを左右交互で叩くと、利き手の分担は8分3個と12分4個になります。
今回は、8分3個と12分4個がそれぞれ4分1個分の間隔ですので、
練習する時には4分の音が3回鳴る間に、1つめの間隔は3回、2つめの間隔は4回を刻めればよいのです。
タンタンタタタタンって感じですね。どうです?できる気がしませんか?
利き手が上手く叩けるようになったらあとは逆手で肉付けするだけです。
左右交互に叩ける人ならば、おおよそいい感じで譜面を捌けるようになるのではないでしょうか。
・さいごに
今回は簡単なものから少し難しいものまで、3つのパターンを紹介させていただきました。
本当は12分4個と16分5個の始点と終点が同じなんだよ、みたいな話もしたかったのですが、それはまた別の機会にでも書ければいいなと思っています。
初心者の方から精度を高めたい方まで、何かしらの形でこの記事が参考になればうれしいです。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。みなさまの今後の音ゲーLifeに幸がありますように。
記事を書いた人:みなと@ゆずろーる
およそ8年前に太鼓の達人を始めて以来しばらく、当時の高校の先輩と共に動画を上げることに熱中していました。
後にDrumManiaに手を出し、その他、GuitarFreaks、BeatmaniaIIDXなど、その他にも音ゲーと名のつくものを現在も適当にプレイしています。
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